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5代目ミニスカポリス写真集


5代目ミニスカポリスをサイパンで撮った写真集です。他にもミニスカポリスの写真集は久留須ゆみさん、大原かおりさん、七森美江さん、吉永千夏さんを単体で撮っていて、何かとお世話になってきました。

今ミニスカポリスと関わっていて、改めてその偉大さを感じています。

今日元々のプロデューサーだった高橋さんと電話したとき、ミニスカがこんなに続くとは思わなかったと言っていました。現在14代目というのはすごいです。

この写真集を撮ったときは一緒にテレビもついてきて、番組と連動して撮影しました。何気に私のロン毛姿も写ってます。

ものすごく暑くて楽しいロケでした。サイパンの暑い砂浜で制服でいたのはきっと汗だくだったでしょう。

10年以上前の写真集ですが、はっきり覚えていることがあります。泊まっていたホテルの目の前のビーチでミニスカの番組を収録しているとき、一人のポリスが泣いていたのです。昔は厳しかったんですね。
| 写真集 | 17:32 | comments(0) | - |
桂木文写真集「AYA」


約15年前の写真集です。急に思い出した理由は、先日撮影した方が私の写真集を買ったことがあると言って下さって、それがこの本だったのです。

彼女はとても写真集が人気あった人で、撮影出来ると決まった時は胸ときめきました。当時としてはかなり頑張ってユタでロケをし、赤い岩の上で撮ったりしました。初めての場所で夜も興奮して眠れないくらいでしたが、何より驚いたのは、泊まっていたモーテルに騎兵隊とインディアンが現れたことです。

後で映画「ジェロニモ」のロケだと知るのですが、小さな町に映画スタッフと私たち7名が滞在していたのは不思議な感じでした。

これ以降ユタに行ったことはありません。多分仕事で行くことは二度とないでしょう。

もう1つ、この写真集は印税が入った数少ない写真集でもありました。

たまに「ジェロニモ」のDVDを見ると、この写真集のことを思い出します。
| 写真集 | 12:20 | comments(0) | - |
熊田曜子写真集『sunlight』
明日から週末まで又結構忙しい日が続きます。今日は打ち合わせだけなので、写真集の話を載せておこうと思います。

今日紹介するのは2006年6月に発売した熊田曜子写真集『sunlight』です。



私にとって曜子ちゃんの写真集は2冊目でした。キャッチコピーがナチュラルというだけあって、全ての彼女の写真集の中で一番自然体の姿が写っていると思います。

1st写真集を正月のハワイで撮った時は、同時に磯山さやかさんとMEGUMIさんの写真集も撮りました。今では3人とも立派に地位を築き忙しく仕事をしています。そう考えると最近は曜子ちゃんのような勢いのある新人との出会いがないなと感じます。曜子ちゃんは何冊も写真集を出していますが、1stを撮れたことは出会いとしては1番です。そしてこの『sunlight』も私にとって大きな1冊です。又こういう出会いがしたいですね。
| 写真集 | 12:06 | comments(0) | - |
工藤夕貴写真集『CAPRICORN』
今日は平成1年8月5日、近代映画社から発行された工藤夕貴写真集『CAPRICORN』の思い出を語ります。

この時彼女がカンヌ映画祭に主演作『ミステリートレイン』で招待され、それに合わせて私もカンヌ入りして写真集を撮りました。

すごい会場の前で日本から持って行った着物を着てもらい、街でたくさん写真を撮りました。

映画祭が終わってからは大型バスでアヴィニョン、マルセイユ、パリと回り、高速道路でバスが故障するという楽しい思い出もありました。

マルセイユは初めてで、夕貴さんと散歩しながら写真を撮るなど全てが新鮮でドキドキハラハラの毎日でした。

こんな撮影を繰り返して今日があるんだと思うと感慨深いです。

価格は2000円と当時のアイドル写真集の価格は今より買いやすかったです。この頃からなぜがアイドル写真集を撮ることが増えてきたのですが、夕貴さんにエネルギーをもらったのかなと思います。

『CAPRICORN』も私の心に残る1冊です。

| 写真集 | 18:40 | comments(0) | - |
平田弥里DVD「浪漫」


去年の5月に北海道の北見で撮影し、8月に発売されたDVDです。

北見は初めてだったのですが、友人の亀井君、北見パコジュニアの吉岡支配人が現地でコーディネーターをやってくれるということで行きました。

残念ながらその時はとても寒かったのですが、初めての場所、そして被写体が平田弥里さんということで、心躍り写欲が湧きわくわくドキドキの3日間でした。

網走まで行って海で撮ったり、温泉旅館や廃校など良いロケ地がたくさんあって楽しかったです。

平田弥里さんはその後少しお休みしてましたが、最近復活したので陰ながら応援しています。もう一度きちっと撮影させてもらいたいですね。


次に北見に行く時は一番環境の良い夏に行きたいです。その時は又パコジュニアに泊まって美味しい物を食べさせてもらい、亀井君に良いロケ地に連れていってもらいたいなと自分勝手に思っています(笑)


まだ1年経っていないので思い出にするのは早いかもしれませんが、印象に残っているロケでした。
| 写真集 | 12:12 | comments(0) | - |
佐藤江梨子写真集「PERFECT」(DVD付き)


2002年発売の佐藤江梨子さんの写真集「PERFECT」(DVD付き)です。

撮ったのは彼女がとても多忙な時期だったと思います。韓国でロケをしたのですが、記憶では海外から帰ってすぐのロケだったようで現地集合したときはとても疲れていた様子でした。

2002年はまだソウルが綺麗になっていないころで、今は運河になっている所に古いアパートが立ち並び撮影場所として最適でした。

田舎町に飛び込みで行き、直接許可を取りながら車で何時間も走り珍しい場所で撮影しました。私の言う珍しいは観光地ではなく普通に人々が暮らしている生活感のある場所のことです。

このおばあちゃんたちも本当に笑ってくれているのです。


この写真を撮った廊下は今はありません。


こうやってみると歴史を撮っている気がします。一度本格的に韓国を撮りたいといつも思っています。その足がかりがこの「PERFECT」という写真集なのです。

この写真集はかなり特徴のあるものになっています。本ではなくオリジナルプリントとDVDで構成されていて、それにサインとシリアルNoが入っている特別なフォトブックなのです。



私は何でも人より早く手を出す癖があるのですが、6年目にやったこの仕事を今やったらどうなのかなと思います。オリジナルプリントの販売はしてみたいですね。


江梨子さんとはデビュー写真集も撮ったし、一緒にニューヨークやハワイや韓国などに行って楽しい思い出をたくさんもらいました。感謝しています。
| 写真集 | 17:40 | comments(0) | - |
進藤七枝写真集「したい」


16年前の1993年に撮影した写真集です。表紙にお尻が出ているので時計を置いて隠してみました。

進藤七枝さんという新人の女の子を連れてロサンゼルスに行きました。今考えるとデビューと同時に写真集が出来る良い時代で、1冊撮る度に私の知識とパスポートのスタンプが増えて行きました。

写真集の撮影が私の人生の80%を占めてきました。中でも憧れの場所で撮ること、ヌードを撮ることは必要な条件でした。

この写真集はその二つが揃った作品です。砂漠、誰も住んでいない一軒家、ハリウッドの豪邸などで撮ったのですが、このときの私は貪欲でローライフレックスを使い6×6の正方形フィルムを使いました。

1冊1冊常にチャレンジ、常に何かを変えるために努力してきた気がします。この写真集ではローライでの正方形白黒写真が特徴でした。

何枚かかなり好きな写真もあります。砂漠での夕景やストロボを使った日中シンクロ写真など、当時の私にとっては冒険的な撮影をしていました。

戻れるならこのときに戻って写真を撮りたいと今思います。
| 写真集 | 13:27 | comments(0) | - |
安田成美写真集


ゴールデンウィークなので私の写真家人生に一番影響を与えた1冊を紹介します。

これは1987年発売の写真集です。私が女性ポートレートで生計を立てる事が出来たのは安田成美さんを撮り始めてからで、前にも書きましたが彼女が風の谷のナウシカのイメージガールでデビューしたときの推薦者の一人でした。

初めて成美さんに会ったのは市ヶ谷のルノアールでした(今思えば古い喫茶店に感じますね)。当時の担当マネージャーがかわいい子がいるので会ってくれと言って来て、その時現れた成美さんは私には天使に見えました。

お茶も飲まずすぐに近くの千鳥ヶ淵公園でセーラー服のまま写真を撮り、それ以降4〜5年撮り続け、写真集も3冊撮りました。

当時のアイドル全盛期に彼女の写真を人生かけて毎日のように撮ったのを思い出します。


成美さんの20歳を記念して作られたこの写真集はスペインで撮りました。予算があまりなく、衣装は成美さん、メイクも成美さん、そして私とアシスタント、社長と現地コーディネーターという少人数でマドリッドからアンダルシアまでベンツの大型バスで移動しながら撮影しました。

まだ写真集を撮った経験がほとんど無く、初めてのスペインで不安もありましたが、気心しれた成美さんだったおかげで戸惑うこともなく仕事が出来ました。旨い物を食べ、美しい風景を見て、成美さんは優しく素晴らしい方で、とても思い出に残るロケです。

成美さんの詩や絵も入っていて、当時から絵が上手く多才な女優さんでした。今ページを捲ると全てのページをハッキリと思い出せます。こんなに思い出が詰まっている写真集は生涯ないでしょう。

これ以降私は女性グラビアを撮るカメラマンになっていきました。その記念の写真集。今事務所には1冊しかありませんが、私の宝物です。


人生を変えたと言える女優は成美さんだけです。いつか又お会いして、お礼を言いたいです。

| 写真集 | 20:20 | comments(0) | - |
小林恵美写真集「AI」


サイパンで撮った彼女のデビュー写真集です。この表紙はラダービーチという場所にある洞窟で撮りました。
ここは昔日本人ロケ隊のメッカと言える場所で、30段の石段を重い機材と大量の氷が入ったアイスボックスを担いで朝来ると、必ずどこかのロケ隊と会っていました。
洞窟が左右に分かれていて力のあるロケ隊が大きい方を使うというのもラダービーチの特徴でした。
サイパンはとても陽が強く、日陰をキープしないと長時間の撮影は無理なのでここの洞窟は重宝したものです。
しかしバーベキューの食べ残しや潮の匂いがすること、無数の虫がいることが私にとっては少し微妙で2時間が限界でした。


この表紙の写真を撮った時、恵美ちゃんの目線の先には野田社長が立っていました。ハッキリと覚えているのですが、この時私と野田社長は恵美ちゃん
を泣かせてしまったのです。良い写真を撮るため時にはタレントに強く要求することがあります。それは露出を迫るとかそういうことではなく、表現力の要求です。

恵美ちゃんでなくても、二人でタッグを組んで新人を撮るときはかなり厳しく要求を出しました。まだ大学生だった彼女が泣きだした時、野田社長は「今だ!」と彼女の涙を撮るように言いました。しかしその時私は彼女の涙は撮りませんでした。


今も活躍しているのできっとどこかで会うこともあるでしょう。今でも彼女はこの写真集を撮った時の事を忘れていないはずです。私にとってもいろいろと新しい試みをした写真集でした。又恵美ちゃんの写真集を撮りたいですね。
| 写真集 | 17:50 | comments(1) | - |
滝ありさ写真集「Hold me」
本日はお休みですので、滝ありさ写真集「Hold me」のお話を。




滝ありさちゃんは野田社長のサンズから移籍して今はG&W所属で頑張っています。アメーバのグラビアランキングでは常に10位くらいをキープしているので私もたまに活躍をチェックしています。

この写真集は沖縄、東京、箱根の温泉旅館環翠楼で撮影しました。

私は昔から温泉が大好きで、温泉目当てで箱根や下田でのロケを組んでいました。ゆっくり風呂に入り美味しい物を食べ、かわいい女の子を撮る。何とお得なロケでしょう。


滝ちゃんの素晴らしい所はのほほんとしていながらとても大胆な所です。又書道が上手で私も何度か書いてもらいました。

最近は撮影していなので又撮りたいですね。内に秘めたものがある子なのでタレントとしてマルチに活躍していけると思います。

| 写真集 | 10:09 | comments(0) | - |
桧山進次郎「桧舞台」


2004年12月、大洋図書から大好きな桧山選手のフォト&エッセイを出しました。

私は子供の頃から大の阪神ファンで、江夏選手や田淵選手などの往年のスターに憧れたものです。江夏選手とは一時期ゴルフをご一緒させてもらったりもしました。

とにかく私にとって阪神ほどドキドキして敷居の高いものはありません。このフォト&エッセイを出す時、甲子園のグラウンドに入って撮影できたことで生涯忘れらない本になりました。

ダッグアウト前で待つ桧山さんのところへ向かいながら、ここに球児達の汗と涙と歓喜が詰まっていると思うと背筋が伸びる思いで、ただ天を仰ぐばかりだったのを思い出します。


これ以降1年に1回は野球選手を撮るようになりましたが、食事までする仲になったのは桧山選手だけです。又東京に来た際に会える機会があると幸いです。


今年は監督も変わり活躍の場も増えると思います。阪神大好きの私はひたすら応援するのみです。
| 写真集 | 18:48 | comments(0) | - |
金澤あかね「design」


1999年夏、ロスで金澤あかねさんの写真集を2冊同時に撮影しました。

1回のロケで2冊に分けて出せることはなかなかありません。当事はまだ写真集が良く売れている時代だったので出来た事です。

撮影場所はロスアンゼルスから車で4時間かかったピナクルという映画「猿の惑星」のロケ地にもなった所です。

SIZZERというレストラン1軒があるだけの小さな町で2泊したのですが、夜にSIZZERでサラダバーを食べて朝モーテルで起きると、強い日差しでドアノブが熱くなっていて火傷しそうになったのを覚えています。

朝8時にピナクルの管理事務所に行くと英語でレンジャーの方から様々な注意点を説明されました。タバコは駄目、虫を殺したら駄目、土に水をかけたら駄目等。
日差しが強く歩いているだけでヒーコラする中、当時のアシスタントで今はカメラマンをやっている可児君と私は岩山の下で3時間くらい金澤あかねさんたちが来るのを待っていました。

最初は探検気分でしたが3時間待っているとだんだん不安になって、もし来なかったらどうしようという気持ちになったのを思い出します。


ここ5年ほどロスには行ってません。機材チェックや入国が面倒で、一度行かなくなると足が遠のいてしまいました。しかしやはりもう一度行きたい気持ちはあります。


この写真集はマリブの別荘や廃鉱になった金鉱で撮影しました。誰もいない金鉱はワクワクドキドキでした。

その時の写真




日本人でここまで行って撮影した人はいないと思います。写真集ブームの頃だったので経費をたくさん使えて楽しいロケが出来ていた時代でした。もう多分こんなロケは出来ないと思います。
| 写真集 | 17:03 | comments(0) | - |
「記念写真」


これは私が祥伝社の「微笑」という女性誌に連載していた読者公募ヌードをまとめた写真集です。

平成5年6月から平成7年3月までの間に微笑に応募してくれた素人モデルの皆さんにとってまさしく記念写真というべきこの作品は、同時に私にとっての記念写真でもありました。

現在廃刊になってしまった「微笑」がこうやって写真集として残っているのは本当の意味で記念写真でしょう。様々な方たちの決心がこの本には納められています。

解説は日本を代表する写真評論家、飯沢耕太郎氏が書いてくれました。装丁も素晴らしく凝っていて、私の中でベスト10に入る写真集です。
| 写真集 | 17:24 | comments(0) | - |
穴井夕子『Peche』


1999年夏、ロスで現在は主婦となった穴井夕子さんの写真集を撮りました。

この時の、とても楽しい、というより驚きのエピソードがあるのでそれをお話します。




事件はハリウッドの中腹にある邸宅で、上の写真を撮っているときに起きました。いきなり拳銃を持った二人の警官が部屋に入ってきたのです。

シャッターを切っていて、振り向いたときには一体何が起こっているのか把握できませんでした。

コーディネーターや管理人の制止もきかず入ってきて拳銃を向けられたときは流石に腰が抜けました。

真相は同行していた編集担当が各部屋に設置されていた日本でいうセコムのスイッチを、シャンデリアのスイッチと勘違いして全部押してしまったことだったのですが、もし撃たれていたら今ここにはいません。

穴井さんもこの出来事は鮮明に覚えているはずです。当時のスタッフともたまにこの話で盛り上がりますが、本当笑い話で終わって良かったです。


| 写真集 | 17:30 | comments(0) | - |
大原かおり「BRAND」


2002年夏、ロスで撮った写真集です。かおりちゃんとは縁があって、芸能界入りのきっかけを作ったのは私と言っても過言ではないくらいです。

デビュー以来度々撮らせてもらいこの作品にたどり着きました。B5サイズと私の理想とする形で、300冊以上撮った写真集の中でもこの大きさのは5冊とありません。そういう意味でこれは私のお気に入りの一冊です。

サイズこそ小さいですがずっしりと手応えのある作りで、写真集バブルの最後の頃の作品です。これ以降売り上げは減っていき紙、印刷、ロケ場所にお金を掛けられなくなりました。

表紙の写真はロスの誰も住んでいない住宅を借りて撮りました。確か隣が養老院で、窓を開けるとロスのお婆さん達の大声が聞こえてきた思い出があります。

「BRAND」の衣装は全てかおりちゃん本人が集めたものです。ファッションセンスが良くこだわりを持って集めた衣装がたくさん詰め込まれています。現在はタレント活動の傍らファッションデザイナーとしても活躍している彼女。その才能はこの時も生かされていました。




この写真は映画ホームアローンでも使われたハリウッドの丘の上にある豪邸で撮りました。

全然使われていないキッチンにお鍋が綺麗に整頓されていました。きっと毎晩豪華なパーティーが開かれていたのでしょうね。
| 写真集 | 12:44 | comments(0) | - |
細川ふみえ「フェミニン」


2005年春、シンガポールで撮影した写真集です。ふみえさんの写真集はトータルで5冊は出した気がします。デビューからの付き合いなのでこんなに多く撮らせてもらったのですが、この「フェミニン」が特にお気に入りです。理由はデジタルになってすぐの頃の作品で、これでデジタルでもやっていけると思った最初の本だったからです。

私はいろんな国でロケをしてきましたが、シンガポールが一番好きです。ロケ場所としての環境はそれほど良くはないですが、食べ物が美味しくてコーディネーターと気が合い、何となく街の風景が好きなのです。ラッフルズホテル等様々なところで撮影しました。

最近行ってないので今年は再訪したいです。いつも撮らせてもらうお宅があって、出来上がったら見せてと言われながらまだ一度も見せたことがないのでそのうちまとめて持っていかなくてはと思っています。

この写真集を撮ったときのふみえさんが一番綺麗だと私は思います。



| 写真集 | 16:35 | comments(0) | - |
網浜直子さんの写真集
1994年に網浜直子さんのラブレターという写真集を出しました。



当時、飯島直子さんと網浜直子さんでダブルナオというユニットを組んでいました。飯島さんとは写真集を3冊出させて頂き仲良しでしたが、網浜さんとは1.2度しかコミュニケーションをとれる機会がありませんでした。

ラブレターの撮影はロサンゼルスで行いました。
風雅書房の松田さんがロケ中にレンタルして乗っていたのは三菱のディアマンテ。撮影する場所へ移動中、free wayの真ん中でバンストし、後を走っていた私たちの車の目の前で車輪がはずれ、車がバラバラになってしまいました。もうだめだな。。。。と思っていたのに、松田さんの運転が良かったのか無事でした。ハーレーダビットソンとロスの俳優を連れてのロケだったのですが、なんとか切り抜け車はそのままにし、ロケ地に入りました。そこは、ランキャスターというロサンゼルスから2時間走ったところの街です。
CMや映画に使われるガススタやモーテルがあり、私は知らずに行って感動を覚えました。網浜さんのほかにも、ビジュアルバンドのBAISERや、武田久美子さん、水谷ケイさんなどの写真集をここで撮りました。
砂漠の真ん中にある場所で、ジョシュアツリー(サボテン)の上に見えるのは赤土の山で、時間があると一人で登っていました。
そこには、私の憧れたカリフォルニアがありました。もう、二度と行くことはないかもしれませんが、記憶の底にはトイレまで鮮明に覚えています。
この写真集には僕の好きなカリフォルニアがいっぱい詰まっています。
もう一つのロケ地はダウンタウンにある、元デパートだったところです。ここも、Face/Off というとてもメジャーな映画(ニコラスケイジとジョントラボルタの出ていた映画で、銃撃戦を思い出します)のロケに使われています。
1日に4000ドルというロケ場所をいくつも借りて撮影をしていたので、今では考えられない位贅沢なロケでした。
文章は高橋源一郎さんに添えて頂き、すごく良い写真集になりました。


| 写真集 | 16:24 | comments(0) | - |
雛形あきこちゃんの写真集
1996年雛形あきこちゃんの写真集TAMATEBAKO。



雛ちゃんとは写真集を3冊出していて、思い出がたくさんあります。
今回は写真集を撮ったときの話です。たくさんの思い出の話は、一つにして後々お話いたします。
TAMATEBAKOは、市販されておらず、確か当時パチンコ屋さんの玉と交換して手に入る写真集だったと思います。
この撮影の為、私はシンガポールへ行きました。丁度、その頃雛ちゃんはメチャメチャ忙しい時期で、大変でした。
シンガポール行の飛行機のビジネスシートに、雛ちゃんと野田社長と私の3人で乗りこみましたが、雛ちゃんと野田社長は出発から到着まで、何も食べずバクスイ!私はその間、後ろの席で寝ている2人を気にしながらも、映画を見たり、ご飯を食べたりしていました。2人は本当に眠かったんでしょうね。
雛ちゃんは、シンガポールについてすぐに、カラーコンタクトを買いに行きました。今考えると、流行の大分前にカラコンをしていたんですね。

この写真集は、雛ちゃんの歌入りで、当時とても豪華だったのですが今考えるとかなりレアなものになっています。
アイドル写真集から、少しだけ背伸びをしてファッション写真のような出来栄えで、シンガポールのゴルフ場やセントーサ島のホテルで撮ったことを思い出します。

雛ちゃんはふわっとした感じがあって、面白い女の子でした。年齢は離れているので友達にはなりませんでしたが、たくさん写真を撮らせて貰いました。私との距離もふわっとしています。

| 写真集 | 12:32 | comments(0) | - |
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