写真展が終わり、
フレームマンさんに額装ごと写真が帰ってまいりました。
毎回写真展をやるたびに、
写真はフレームマンさんに預かってもらうようになっています。
これは、私の財産なのでしょうか。
それとも、ただの額装された写真で終わってしまうのでしょうか。
有効利用ができたり、
必要なところに贈呈をしたり、
瞬間の顔では、皆様ひとりひとりに差し上げていますが、
今回、ソニーでやったこの女性グラビアポートレート(まりんちゃん)
このA0からB0、大きな写真をどうするか。
悩みに悩んで、ヨドバシカメラの日野専務に相談をしたら、
「売ってみたら?」と。
私は、写真を過去売ったことがなく、
まして知名度のないまりんちゃんおグラビアポートレートの写真が
売れるとも思っていませんでした。
会場との紆余曲折もあり、大々的に販売をすることもできず、
開催前からの計画ではなく、
写真展も終わる1週間前からの企画だったので、
まあ、テストとチャレンジで定価をつけて頂き、販売をすることにしました。
なんと、7枚もの写真が売れました。
その内4枚は私のばんえい競馬の写真と入れ替えましたが、
まりんちゃんのこの写真をなんと3名の方に購入して頂き、
あと2名の方は自宅で考え、
写真があまりに大きすぎて飾ることができないということで、
見合わせることになりました。
私も、はじめから販売目的で写真展をやるなら小さな写真を用意もしただろうし、
額装もつけて値段もきちっと考えたと思いますが、
なにせ日野専務の突然のアイデア、
そして結果7枚も買って頂くことになりました。
日野専務に報告をしたら、
「やってみてよかったね なんでもチャレンジだよ」と。
これからの写真家の皆さんや
カメラマンの私に大きな道筋をつけてくれたような気がします。
今回、2週間の写真展の中で、たくさん学びそしてこれからの私の生き方も
じっくりと考える時間を取ることができました。
体力的にはかなり疲れていますが、これからのことを考えると楽しみです。
この大きな写真をスタジオに取りに来てくれる方もいらっしゃいます。
ありがたくて頭が下がります。
その数名の方達のためにも私は頑張らなければいけないと
今スタジオで決意を新たにしています。
アシスタントの近井は今日はじめてパンフレットの撮影に行っています。
これは、今まで近井が頂いた仕事のなかで一番難しいのではないかと
心配していますが、天候はちょっぴり味方しているような気がします。
今日はマッハ佐藤に来てもらい、
写真展の片付けなど諸々やってもらいます。
会場での笑い話。
友人のお金持ちの方に一点買って?とお願いをしたら、
先生、自宅に知らない女の子を連れて帰れません(笑)
グラビアポートレートは、どうしても作品になりずらいです。