ポートレート写真を撮っていると嬉しいことと悲しいことの繰り返しです。
とてもお世話になった福島県立医科大学 医学部教授の
田勢先生がお亡くなりになりました。
昨日緊急で電話をいただき先生の遺言で私が撮った写真を遺影にということで
お嬢様から大学へ電話がいき、大学から私に電話をいただきました。
先生との繋がりは人形作家の大竹京先生からの繋がりです。
本当に分け隔てなく誰にでも優しく楽しく接してくれた先生です。
私は特に先生と福島第一原発に医療班ということで
カメラを持って取材させてくれたことを思い出します。
先生がカメラを持った私を原発に入れることは当時大変だったと思います。
それ以来先生とは福島の温泉へ行ったりご飯を食べたりと
楽しい日々を過ごさせていただきました。
今は安らかにお休みくださいなどしか言えませんが
私たち、大竹先生の関係者の皆さんは
先生を頼りにしていたところがあります。
これからどうしようと、私も病気をたくさん抱えているので
相談相手が1人いなくなり今後のことも考えなければ。
そう思うくらい、支えになってくださった先生です。
今日は遺影になるデータを大学に送らせていただきました。
田勢先生、安らかにお休みください。

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