もう、会うことができない、本間先生。

8年前に、麹町のレストランで隣り合わせになり、
そこで知り合って7年間毎年、
先生のプライベートバラ園を私や
アシスタントの近井やマッハ君や写真家の佐藤倫子さんと
お邪魔をして、沢山バラを撮らせてもらいました。
いつかは発表する場所を作ろうと思い、
7年間先生のバラ園に通い撮影を続けました。

きちっとした形で発表ができない内に、今年どうしたことか、
先生から撮影のお誘いも無く、
不思議だな〜と思っていましたが、
先生、亡くなられていたんですね。

本当に優しく親切にしていただいた、本間先生。
私の歯の事もすごく心配してくれて、
いつでも診るよ、と声をかけてもらったり、
バラの撮影の旅にご飯をご馳走になったり、
素晴らしいワインをご馳走になったり、
本当に先生のバラ園に行かせてもらうだけでも、
楽しく幸せなひと時でした。



本日、ニューオータニで偲ぶ会を催されていて、
私も行ってまいりました。
なんと、初対面の奥様やご子息の方達に挨拶をしたところ、
入口で、山岸さんの写真を本日も飾らせていただいています。
すごく気に入っていたということで
今回、瞬間の顔で撮った時の図録もちゃんと飾ってありました。
先生のにこやかな写真、そして周りには先生の大好きなバラ。
もう先生に会えないと思うととても寂しいですが、
沢山教わったことがあります。

まずは、今まで7年間撮ったバラのデータをきちっと整理して、
ご家族にお渡ししたいと思っています。

先生、安らかにお休みください。
今日は、良く晴れた1日でした。



私が持っている2冊の写真集は、先生のローズガーデンのバラです。
1冊は、先生が撮ったものです。

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