2018.10.06 Saturday
瞬間の顔 撮りに来てよかった!
この写真は、先日行われた横綱日馬富士の断髪式の時に
一相撲ファンとして
客席から撮ったものです。
これから話すこととは全く関係ありませんが、
携帯電話 HUAWEI P20 PROで撮ったものです。
大分腕を上げてきています。
心に余裕ができたら、本当にこの携帯1台で写真集を
撮ってみたいと思います。
今朝、先日ちゃんこをご馳走になった親方の所に
瞬間の顔の撮影に伺いました。
前回は、ちゃんこを食べながら撮れば良いと思い、
相撲協会の許可を取らずに
撮影をするつもりで部屋にお伺いしましたが、
親方に「許可取って来てよ」と言われ、
協会に申請し許可をいただきました。
今までも横綱や相撲関係者の方の撮影は協会から
許可を頂き撮影をしていましたが、
「ちゃんこを食べながら撮影をしたらどうでしょうか」?と
後援会の方に誘われ、
軽い気持ちでお伺いして親方に「ちゃんこ食べていけよ」と
言われ写真を撮らずに、
ちゃんこをご馳走になって帰ってきました。
今日は、休んでいるマネージャーの蓮見に連絡をして頂き
部屋にお伺いしました。
「おはようございます」と玄関で声をかけたら、
皆さん一生懸命稽古をしていて、
誰も応答して頂けず、少し玄関で立っていたら関係者の方が、
「なに?」と声をかけて頂き、「親方の撮影に来ました。
親方に一声かけてください。」と
お願いをしたら、「まず稽古場に上がって待っててよ」と言われ、
ひとり稽古場に座って、
親方に連絡を取って頂くのを待っていました。
その時間、ほんの数分ですが、私にはとても長い時間に感じました。
一度若い衆が親方に声をかけてくれ、その後後援者の方から
「親方は4階にいるから上がっていったら」と言われ、
「いや、私玄関先で撮りたいと思っていますので」と伝えたら、
「何か親方分かってないよ〜」
「えっ、親方に直接お願いしていますから」とお伝えしたら、
「もうすぐ親方が降りてくるから待っていて」と言われ、
玄関で待っていました。
なんと親方、淡いピンクのYシャツにきちっと折り目のついたズボンを履いて、
「これでいい?」と私に。
私は「結構です。ちょっと表に出て頂けますか?」
親方は何も言わずに外に出て頂き、
「どこに立ったらいい?」「こちらです。」
私は、撮影が始まる30分前には、どのように撮るか、レンズは何ミリか、
きちっと露出も決めて待っていたので、立って頂ければ10枚で終われるので、
あっという間に終わってしまいました。
瞬間の顔というテーマをつけている限り、なるべくスピーディーに、
そして第一印象を大切に撮影をしています。
「親方、ありがとうございます。終わりました。」と
本当に10枚で終わらせたら、
親方が「あれ、もう終わったの?まだ俺笑ってないよ。」
私「えっ、笑って頂けるんですか?」親方「いいよ〜」
じ「ゃあもう一度何枚か撮らせてください」と
5枚ほど撮って撮影は終了しました。
この一言。親方が言ってくれた気遣い。
ああ、今日も瞬間の顔を撮りに来て良かった。
初対面の方で、そんなに空気も良いわけではなく、
私の個人的な作品に協力をしてくれる皆さんに、本当に感謝します。
来年の3月22日に、オリンパスギャラリーで
11回目の瞬間の顔の写真展を開催する予定です。
今日で、45名の方を撮らせて頂いています。
後15名。11月いっぱいに撮る予定です。
なかなか10分でもスケジュールが取れない方が多く、
相変わらず苦戦をしております。
しかし、この一言。
「まだ笑ってないよ」の一言。
写真を撮る者として、この喜びは最高の瞬間です。
今日は、長々とブログ、Facebookを更新しております。
そんな気分の1日です。
さあ、明日は早起きしてヨドバシカメラの大撮影会に向かいます。
日野専務に、明日も真面目に頑張ってほしいと叱咤激励されております。
まずは、撮影日和になることだけを祈ります。