2001年12月31日に撮影したMEGUMIさんの写真整理に入りました。10年前とまだ新しい写真で、PENTAX645のカメラを主流に撮影しました。写真整理をしていると、当時の思い出がありありと蘇ってきます。
当時、正月ぎりぎりのハワイでの撮影で、Yellow Cabの野田社長も同行しました。写真撮影が始まってすぐのことですが、ベッドルームで撮影していた時、突然野田社長が訪ねてきて、「なんだこりゃ!」と言われました。その時身が引き締まる思いがし、結果的に良い写真が出来上がったと自負しています。野田社長はいつも私たちの撮影に独特のタイミングで現れるため、撮影時にリラックスしている時は気が引き締められるし、緊迫している時はより緊張します。
先日野田社長から電話があったんですが、感謝の言葉を申し上げました。というのもおよそ20年間、Yellow Cabのタレントやグラビアアイドルを撮らせて頂いたからです。当時はとにかく被写体が素晴らしく、グラビアアイドルとしての確固たる地位を築き上げていたのだと思います。昨今はなかなかこのようにはいきませんが、これからも頑張って女の子の撮影を続けていきたいと思います。それは、紛れもなくYellow Cabの女の子を撮影してきた経験がこのように感じさせているのだと思います。
こちらは、ハワイで撮った時のMEGUMIさんの顔のアップです。グラビアアイドルは目線が命だとつくづく思うのですが、こんな目で見られたらどきどきしちゃいますね。
写真のセレクトがどんどん進み、2002年の夏に撮影した大原かおりさんに取り掛かりました。この写真集のタイトルは思い出せないのですが、ロケ地だけははっきりと覚えています。それはハリウッド映画の製作現場の豪邸で、家の中を電車が走る本当に豪華なロケ地でした。このロケに5000ドルを使いましたが、それだけ私はロケにお金を使っています。
この時から私の写真も変わってきています。先程も話題に出た事ですが、写真は色が非常に大事です。ハウスは色が出にくいですが、大原さんの撮影時のこのハウスは本当に良い色が出ます。二度と無いと思いますが、もしできるならばもう一度このロケ地で撮影がしたいです。どなたかロケ地にLAを選んでくれないかな、なんて思ってたりしています。
最近、事務所に新しく入ったH君がこの時の写真を絶賛してくれます。恥ずかしながら私も当時の思い出を語っております。自分で言うのもなんですが、この時の写真はめちゃくちゃ良いと思っています。